委託先の設定ミスが原因 ~ 賃貸管理会社のアベニューにランサムウェア攻撃

賃貸管理会社の株式会社アベニューは8月26日、不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について発表した。

賃貸管理会社の株式会社アベニューは8月26日、

不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について発表した。

これは4月上旬に、アベニュー及び関連会社のサーバ機器がランサムウェアに感染し、

顧客の個人情報が外部流出した可能性が判明したというもの。

アベニューによると、アベニュー及び関連会社のシステム保守を委託している会社で

セキュリティ機器の設定変更を行った際に、委託先会社の担当者による設定上のミスが原因で

セキュリティの不備が発生し、第三者によるアベニューのサーバへの不正アクセスの痕跡が確認されたという。

流出した可能性があるのは、物件の入居者及び退去者に関する下記の個人情報。

・氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス等申込情報
・勤務先、勤務先住所、勤務先電話番号

アベニューでは対象者に、郵送またはメールで個別に連絡を行う。

アベニューでは今後、セキュリティ対策の強化に取り組むとのこと。